PC/AT互換機の規格(筐体内の規格)
「AT仕様」
現在のWindowsパソコンの起源となった、PC/AT互換機のマザーボードの規格の一つ
IBM PC/ATが採用していた規格
現在ではATX仕様の製品が主流で、AT仕様の製品は殆ど消滅した。
「ATX仕様」
ボードの形状や寸法、各パーツやスロットの配置が厳密に定められて、それまでは各メーカーが独自の規格でマザーボードを製造していたが
ATX規格で細部まで定めることによってパーツの互換性が高まり、各ケーカーが競争によってコストを下げることができた
ATX仕様を小型化したMicroATX仕様のものが省スペースパソコンなどに多く用いられている
MicroATX仕様をさらに小型化したFlexATX仕様もあるようだ
「BTX仕様」
性能的にはATX仕様と大きく変わる事はないが熱対策を進化させた事が目的のようだ
熱対策構造
直線的な空気の流れ(エアーフロー)を作り、空気の滞留を最小限に食い止める構造
そのエアーフローの通り道に熱を発するパーツを並べることによって、一本のエアーフローで全パーツから効率的に熱を奪う
以下はBTXパソコンの組み込み順を画像で紹介しています
パーツ構成:Intel製パール
ケース:YY-4301/300V2 Intel BOXD915GMHL
CPUクーラー: Thermaltake CL-P0030-04
CPU:LGA775/3GHz
※PCケース、マザーボード、CPUクーラーはBTX規格専用とまりますが、その他の部材はATXパーツのと共用できます。

1・・・・各ペイの取り外し/CPU取りつけ座板の構造の確認、理解(画像下説明文)
2・・・IOパネル取りつけ後M/Bを仮付け・・・CPU取りつけ座板のネジが(赤点内に)見える位置にあるか
確認後M/B固定する
※CPU取りつけ座板は多少スライドが効くので固定ネジを緩めて下穴合わせができる構造
クーラーを取りつける前にフロントパネル接続/メモリー取りつけなど細かい部分の作業を済ませてから
最後にクーラーを(4本のネジで取りつける)と楽で作業効率が良い。

3・・・クーラーを取りつけた状態画像 ※取りつけ方は上部画像参照
組み込み完成品はこんな感じです。

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